SUSTAINABILITY 持続可能な
社会

GREEN EARTH PROJECT

南三陸町「いのちめぐるまちプロジェクト」

南三陸町は川の源流から海までを一望できる町で、ラムサール条約登録湿地の志津川湾では漁業が盛んです。持続可能な養殖場の証しであるASC認証を日本で初めて取得し、陸域では生態系や人権に配慮した林業におけるFSCⓇ認証を取得するなど、環境に配慮した産業を推進しています。東日本大震災による被災や、全国的に進む「磯焼け」により減った藻場の再生を行い、町が進める森里海の自然の循環を活かしたまちづくりを支援します。

活動場所

活動場所

宮城県南三陸町 志津川湾の沿岸など
  • 志津川湾には、寒い地域のマコンブと暖かい地域のアラメが共存し、多様な海藻群や生物体系を形成。絶滅危惧種で同湾で越冬する「コクガン」をはじめ、さまざまな生きものの餌にもなるアマモ場の再生を目指す

  • 町を囲む山の尾根が町の境界線になっているため、南三陸町域の森や里に降った雨が湾の水の源となっている。町の森の手入れなど、山から里、海までの循環をつなぐまちづくりを支援

活動内容

活動で目指すゴール

地域の社会課題背景

南三陸町は、森・里・海における自然の循環を活かしたまちづくりを推進しています。一方で、志津川湾における海の生態系は、東日本大震災の被害や磯焼けの影響により藻場の減少が認められ、また地球温暖化による海水温の上昇や海洋酸性化など、大きな変化に見舞われています。
自然資本の持続的な活用と循環を活かしたまちづくりによる地方創生が課題です。

  • 藻場の再生によるブルーカーボン創出等を通じた持続的な自然環境保全の仕組みづくり

  • 自然の循環を強みにした地域産業の創出や町の魅力づくりを通じた持続可能な社会の創造

活動で目指すゴール

活動内容

この活動は、南三陸町を拠点に持続可能な社会の実現のため、環境調査や産官学民の連携の場づくりを行う一般社団法人サスティナビリティセンターと連携します。また、生物多様性に関する調査等は、東北大学が推進する「ネイチャーポジティブ発展社会 実現拠点 」と連携して取り組みます。

  • 1. 藻場の再生による海の生物多様性の向上

    • アマモの植え付けによるブルーカーボンを創出する

    • 環境DNAによる海の生態系を調査する

    • クレジットの創出、売買を通じて自然再生への資金メカニズムを検討する

  • 2.干潟周辺の整備による賑わい創出

    • 東日本大震災後、町内に残った貴重な自然の干潟を整備し周辺環境を守る

    • 干潟までの空き地を整備し復興公園からの回遊客の増加を図る

  • 3. 森の手入れと経済循環

    • 森や果樹園の手入れによる間伐材のバイオ炭をつくる

    • バイオ炭のクレジット化や町内の畑への循環を検討する

    • 果樹園の作業を通じた町内の第六次産業を支援する

連携して活動する研究者の方々

連携して活動する
研究者の方々

自然環境活用センター 阿部 拓三

自然環境活用センター

阿部 拓三

一般社団法人サステナビリティセンター 太齋 彰浩

一般社団法人
サステナビリティ
センター

太齋 彰浩

活動報告

活動報告

参加者の声

仙台で震災を経験しましたが、沿岸部の復興後の取組みなど初めて聞く話も多く、大変勉強になりました。ブルーカーボンの仕組みを今回の企画で学ぶことができとても貴重な経験になりました。

グループ社員

佐々木 みさきさん

遺構である南三陸町役場跡の周辺の変化を見られたこと、海流が合わさることで変化している海洋の生態系やブルーカーボンについて学ぶことができました。

グループ社員

東山 隆史さん

温暖化が暮らしに与える影響は自然災害だけではないこと、そしてそれがいかに大きいか、改めて理解できました。宮城に住み始めてまだ2年ですが、自分の暮らしのすぐ近くで起きているさまざまな環境変化を、「現場」で見たことは貴重な経験です。今後もっと学び、活動に参加していきたいと思います。

グループ社員

早川 正久さん

ラムサール条約登録に至った背景や経緯と地元の皆さまの熱い想い・ご努力を肌で感じることができました。今後も活動に参加して行きたいと思います。

グループ社員

阿部 洋幸さん

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