SUSTAINABILITY 持続可能な
社会

MANAGEMENT サステナビリティ経営

Partnership

MS&ADグループの「重要な社会課題」とパートナーシップ

MS&ADグループは、ステークホルダーと当社グループの双方にとって重要な社会課題を「地球環境との共生(Planetary Health)」「安心・安全な社会(Resilience)」「多様な人々の幸福(Well-Being)」の3つと定め、その解決に資する事業に取り組んでいます。

3つの社会課題は相互に深くかかわっており、統合して取り組む必要があります。その関係性を的確に表しているのが、ストックホルム・レジリエンス・センターによる「SDGsウェディングケーキモデル」です。SDGsに関する全17の目標のうち16を3つの階層に分け、それぞれが調和し密接にかかわっている状態をウェディングケーキの形になぞらえて表現。頂点の目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」は、複雑化した社会課題の解決には強固なパートナーシップが欠かせないことを示しています。

当社グループにとっての重要な社会課題に置き換えると、「多様な人々の幸福」は「安心・安全な社会」によって成り立ち、「安心・安全な社会」は最下層の「地球環境との共生」、つまり人々が生活するために必要な自然環境によって支えられていることを意味しています。これらを統合して取り組み、持続可能な社会を実現することは、私たちだけでは成し遂げられません。世界トップ水準の保険・金融グループとして、お客さまをはじめとするすべてのステークホルダーとの対話を重ね、ともに行動することで「レジリエントでサステナブルな社会」の実現をめざしていきます。

人的資本

Well-Being
  • 社員のエンゲージメント向上
  • 健康・長寿社会への対応
  • 人権尊重

社会関係資本

Resilience
  • 社会の変革に伴い発現する
    新たなリスクへの対応
  • レジリエントで包摂的な地域社会づくり(地方創生)
  • データやAIを活用した防災・減災

自然資本

Planetary Health
  • 気候変動への対応
  • 2050年ネットゼロに向けて
  • 自然資本の持続可能性向上
出典:Stockholm Resilience Centre